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前回の続きだったりしますが。
2001~2003年頃、 彼とはドイツで一緒に仕事をしていたのだけれど、 一緒に仕事をしていたドイツ人にも、 バイク乗りが多く、面白いヤツが多かった。 その内の1人を、仮にMeisterと呼ぶ事にしよう。 っていうか、あだ名がMeisterだった(笑)。 ある日、Meister(ドイツ人)が、ギリギリOKな英語で私に言った。 「おい、Coke。 お前は日本の大阪から飛行機に乗ってきたんだったよな? ってことは、大阪の「Muench」という喫茶店を知ってるか?」 内心、 (日本から来たからって、日本の全てを知ってるわけがないじゃんか!) なんて思いながらも、 「いや、知らないけど、なんか面白いの?」 Meisterは勢い付いて、 「世界に5台しかないバイクが、日本の喫茶店に1台置いてあるんだ。」 「お前はいつの日か、この喫茶店に行き、Muenchを見るのだ!」 ちょっと引き気味に、 (。。。全然、ピンと来ないんだが。 Meisterが執着してる位だから、なんかスゴイんだろう。。。) なんて思いつつ、 「あぁ、そうなんだ。世界に5台しかないの。へー。それが日本に。 そうだね、いつか、見に行くよ(多分)。」 そんな会話をしたことがありました。 で、 今になってですよ。 気楽な独り旅、念願の あとは帰るだけ(?)だが、時間はあるのだ。 よし、行こう。 ということで、一路「The Muench」(喫茶店の名前)へ。 ナビを頼りに到着したら、そこには黄色いお店が。 入り口を探すと道路沿いに。 お店に入ると、いかにも古いバイクがそこに。 Van Veen でした。 #これも日本に1台らしい。 マスターが出てきたので、 「ドイツ人に言われて、Muenchを見に来ました。」 と、(正直に)言うと、なんだか気にいられたらしく、 Muenchを見せてくれると言う。 うわ。 なんだこりゃ。 独特としか言い様が無いヘッドライトとか。 エンジン周りもちょっと。。。コメントしづらい。 うーむ。 私の趣味じゃないな(爆)。 しかし、 マスターは結構いろんな事を話してくれる。 やっぱ好きだからなんだろうなぁ。 店に戻り、 さらに話を聞いていると、 なんだかイロンナ物を見せてくれた。 マイセンのコレクションは、結構良さそうなものを持っていたし、 お客に出す器もマイセンだというし。 正直、カッコイイよね。 高価な道具であっても、「実用品は使ってなんぼ」です。 磨くヒマが有ったら使えってぇの。 とはいえ、 マイセンの話が続いてもちょっと。。。とか思っていたら、 中原中也の初版本(サイン入り)とか見せてくるし。 なんだ?どういう展開だ? オレが作家志望(自称)ってのを見抜いたのか? 少し動揺しつつも受け流すと、 今度は自作の詩をプリントしたファイルを持ち出してきた。 これはチョット。。。。。面白かった。 いや、興味深かった。 18の頃に、 自分が70過ぎになった時の事を想像し、 その70過ぎの視点から「若かった頃」を振り返って、 心の動きを言葉にする。 だれがこんなヤヤコシイ設定で創作活動しているってんだ。 すごいね。 これは、ある程度評価されても良いと思ったよ。 あと、 18の頃に、 人妻と不倫してて(!)、 その相手の事を思って作った詩 だとか。 いや、 パワー有るよね。このひと。 その頃の写真を見せてくれた(見せられた)けど、 イケメンだったよ(笑)。 モテただろうね。 。。。今、書いてて思ったんだけど、 18の頃に書いた作品は見せてもらった(見せられた)けど、 最近書いたようなもの、見せてくれなかった(見せられなかった)な。 ちょっとだけ、興味あったりして。 さて折角なので、珈琲を注文。 一応、 苦みは好きだけど、酸味は苦手だと告げて、 美味しいホットが飲みたいと、 お伺いを立てる。 そして、出てきた珈琲に口をつけると、 なんじゃこりゃー! 味が説明できません。お手上げです。 ちゃんと、味が知りたかったら、 ミュンヒに行って、飲んでください。 美味しいか? もちろん美味しいです。 苦いか? もちろん苦いです。 濃いいか? もちろん濃いいです。 例えると? 例えられる味を知りません。 そう、 苦いといいつつ、うっすらとだけど、甘みを感じるのです。 もしかしたら、コーヒー豆に由来する甘さではないかと。 非常に濃いいです。 が、すっきりもしています。 美味しいのか? 美味しいです。 少なくとも、代金1200円がムダでは無いと確信できる程に。 そして、また機会を作って飲みに来ようと、 そう思えるほどに。
by coke-jp
| 2011-05-21 23:47
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