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バイクいじり日記

なんだかんだ、ちまちまと。
by coke
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復旧工事(その1)

先日の「じこ申告」以来、自宅謹慎(修理待ち)中のR80GSですが、
保険会社から「支払い完了(決着)」の連絡も有ったので、
復旧工事に取りかかる事にしました。

とはいっても、復旧しなきゃならんのは、
 ①フロントフェンダー破損
 ②エンジンガード(右)変形
の2点。

しかしだ。
①フロントフェンダーなんて、ヤフオクに出て無いぞ!
 ディ-ラーからは、塗装がプライマーまでのが出て来るけど、高くて買えないよー。
②エンジンガード(右)も、殆ど出てないか、むっちゃ高いんじゃん。
 そんなん買える気がせんし。

ということで、
イバラの道を歩むのであった。



さて今回は、
フロントフェンダーを、なんとかしようという回ですね。

さて現状は。
復旧工事(その1)_d0083614_2113368.jpg

「取付け部分」と「それ以外」とに、きっちり分割破壊されております。

仕方が無いので破壊された「取付け部分」の形を整え、
(万能)アルミテープで補強し、元々の役割だった、
ハンドルやヘッドライト周りのハーネス固定として
再生利用します。
復旧工事(その1)_d0083614_21171959.jpg


で、
フェンダー本体ですが、少し発想を変えて、
『折角、R100Rのフロントタイヤを使ってるんだから、R100Rのフェンダーでも良いのでは?』
なんて。

さっそくヤフオクでポチッとゲット。
でも、フォークボトムの形状が異なるので、
スタビライザーが取り付きませんよ。

で、
ここからあとは努力のみです。

組付け軌跡を確保する為、
R100R用のスタビライザの『ミミ』を切り落とします。
これを高速カッターでやったんだけど、ドキドキ物です。
良い子はまねしないでね。
アルミは柔らかくて粘っこいので、
高速カッターの砥石の隙間に入り込んで、砥石が割れたりする恐れがあります。
高速で回転している砥石が割れると、きっと、恐ろしいことになります。
で、落としたミミの代わりに、ステンレスの板(2t)を
馴染みの金物店に寸法指定(210x40 を2枚)で用意してもらい、
もともとのスタビライザーの寸法を参考にしながら、
復旧工事(その1)_d0083614_21284132.jpg

 ・フォークボトムの逃げを切り欠いたり
 ・フォークボトムへの取付け穴を開けたり
 ・R100Rのスタビライザ用の取付け穴を開けたり
そんなこんなで出来ました。
復旧工事(その1)_d0083614_2130508.jpg


ステンの板(2枚)との関係は、こう。
復旧工事(その1)_d0083614_21315636.jpg


タイヤとのスキ関係は、こう。
復旧工事(その1)_d0083614_21323330.jpg


そして、R100R用のフェンダーが取り付くように、
フォークボトムの逃げや、ブレーキラインの逃げを加工します。
復旧工事(その1)_d0083614_21345116.jpg


加工っていっても、単純に。
 ・当たってる所、当たりそうな所を、大胆に切り落とします。
 ・切り落としてできた空間に、破壊されたフェンダーから板材を切り出して宛がいます。
 ・半田コテの先で「ブシュブシュ」溶かしながら、ついでに端材も溶かし込んで溶着。

非常に面倒で、しかもクサイです。
でも、ちゃんと溶け込んでたら、接着よりも強いんじゃないかな?

で、
溶着部の出来上がりはこんな感じ。
復旧工事(その1)_d0083614_21404371.jpg


あとは、取付けてやると、
復旧工事(その1)_d0083614_21414778.jpg


このようになりました。

(その1 完了)

by coke-jp | 2011-05-25 21:42 | BMW R80GS
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